もしも交通事故に遭ってしまったら
①相手方の安否を確認する
まずは、ご自身の体が動くのであれば、相手の安否の確認をとり、状態をお互いに把握し合いましょう。
②加害者の身元を確認する
加害者はもちろん、双方で身元の確認を取り合いましょう。
③現場の状況を押さえておく
道路(交差点、一方通行など)や、事故現場の証人、事故発生時点の時間などは写真やメモをして残しておきましょう。
④車両の撮影
車両の状態は必ず写真を撮って押さえておきましょう。
⑤警察への連絡
事故があったことを必ず警察に伝えてください。
現場では、決して話し合いで済ますということはしないでおきましょう。
⑥病院やクリニック、整形外科を受診する
医師の診断を受けるようにしましょう。
診断書があれば警察にて人身事故扱いを受けることが出来ます。
⑦相手方の保険会社へ連絡する
施術所で治療を受けるという了承を得て、当院へご連絡ください。
交通事故における施術費用は自己負担0円で受けることが出来ます。
交通事故によるむち打ち症について
1.原因
むち打ちは交通事故の後ろからの不意な衝突(いわゆる“おかま”等)やスポーツで激しいタックル等でもおこります。急激な外力により鞭がしなるように前後に首が動き(過伸展と過屈曲)軟部組織と呼ばれる靭帯や筋肉が損傷されます。
2.症状
頭痛や首の痛み首の運動制限(動かせない)や手のしびれ。また、それらに付け加えて気分が悪くなったりめまいや耳鳴り、視力障害をきたすこともあります。
そしてこれらの症状は少し時間を置いて痛みが出現することが多く、不安感を与えることがしばしばあります。
タイプ別には
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1.
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頚椎捻挫型 |
2.
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バレ・リーウ型 |
3.
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神経根症状型 |
4.
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脊髄症状型 |
があります。
そのうち約80%が頸椎捻挫型といわれています。
3.治療方法
まず、交通事故に遭われたらまず病院でレントゲンやMRIなどの検査をおすすめします。
(当院でもそれらの医療危機を完備した病院をご紹介できます。) そして、急性症状があれば頸椎カラーなどの固定具で安静固定、消炎処置をおこないます。急性期を過ぎると2次的な痛み(ダルさや重い痛み、鈍痛など)に移 行してきますので、手技療法、頸椎牽引、温熱療法、物理療法、筋力運動などをそれぞれ症状にあわせて治療していきます。